用途 |
― |
商品説明 |
- 全波整流・位相制御切換方式による過励磁・弱励磁電源です。
- 過励磁により、特に大形の無励磁作動形クラッチ/ブレーキのアーマチュア吸引を早くすることができ、クラッチ/ブレーキの作動を早くすることができます。
- 弱励磁により、クラッチ/ブレーキの温度上昇や消費電力を低減できます。
- 弱励磁保持による省電力化:保持電圧を定格電圧のDC90Vから定格電圧の半分のDC45Vを中心として、段階的に可変できますので、吸引時の温度上昇と消費電力を低滅することができ、またアーマチュア釈放を早くすることができます。
- 制御接点のスリム化:出力の制御接点として、半導体による無接点スイッチ回路を内蔵していますので、従来品のように大形で寿命の短い接点を使用することなく、プログラマブルコントローラなどから直接駆動できます。
- 各種入力電圧対応:切換スイッチにより、AC200V~240Vまでの入力電圧に対応します。
- 薄形・軽量化:筐体にアルミを採用し軽量化しています。また、薄形な構造のため、取付けスペースを小さくできます。
- 取付け自由度の向上:縦取付け、横取付け、DINレール取付け(オプションのアダプタを併用)が可能です。
- 高頻度動作か可能:20回/分までの通常動作が可能です。3回/秒かつ10回/分以下のインチング動作が可能です。
- 安全性の向上:無接点スイッチ回路の過熱を検知する警報出力と、出力電圧が出ていることを検知する励磁モニタ出力を装備していますので、電源や周辺制御回路の異常を早期に発見でき、事故を防止できます。
- 設定が簡単:過励磁時間、弱励磁保持電圧を前面パネルから目盛りを目安にして、簡単に設定できます。
- オプション:適合DINレール用ベース(ミスミ制)(ESPU-DIN2)、警報・モニタ出力用ハーネス(OFVW221003)。
|
商品スペック |
- 方式:単相全波整流/位相制御切換式
- 入力電圧:AC200/220/240V±10% 50/60Hz
- 出力電圧・電流(AC200/220/240V入力時) 過励磁:DC180/198/216V 4A以下(全波整流未平滑)
- 出力電圧・電流(AC200/220/240V入力時) 保持:DC45~90V 2A以下(全波位相制御未平滑/ロータリースイッチにより段階的に可変可能)
- 過励磁時間(msec):350±20
- 可変範囲(msec):100~1000
- 出力制御:FETによる無接点式
- 警報・モニタ出力:NPNオープンコレクタトランジスタ/DC30V 50mA以下
- 励磁モニタ:励磁出力に同期、遅れ時間50msec以下
- 過熱警報:スイッチング素子近傍が80±5℃にて作動
- 嵌合コネクタ:ハウジングJST製XHP-3/コンタクトJST製SXH-001T-P0.6
- 制御接点:信号用リレー接点またはNPNオープンコレクタトランジスタ/DC12V最大2mA
- 開閉頻度(回/分):20以下
- インチング頻度:3回/秒以下かつ10回/分以下
- 使用周囲温湿度:-10~60℃ 25~85%RH(結露なきこと)
|
注意事項 |
- 安全のために、必ず3番端子を接地してください。
- この電源はインバータ出力電圧の入力はできません。入力すると電源が破損します。
- この電源はクラッチ/ブレーキ用のバックサージ吸収素子を内蔵していますので、外部回路にバックサージ吸収素子を接続しないでください。
- 警報・モニタ出力にリレーなどの誘導性負荷を接続する場合は、バックサージ吸収のために、必ずダイオードを接続してください。
- クラッチ/ブレーキからわずかなうなり音が発生する場合がありますが、性能上の問題はありません。
- あらかじめAC入力電圧と周波数を確認し、ロータリスイッチで保持電圧を設定してください。
- 保持電圧はDC45V以上を推奨します。DC90V以上には設定しないでください。
- この電源に万が一異常や不具合が生じた場合でも、二次災害防止のために、完成品に適切なフェールセーフ機能を必ず付加してください。
|
内容品・付属品 |
― |
原産国 |
― |
特記事項 |
― |